日常の予防対策とは?
一般的に「衛生管理」と言われている内容で、清掃や消毒、細かく言えば、調理前やトイレ後の手洗いを徹底し、爪を短く切ったり、制服を清潔に保ったり、帽子やネットを着用するなどの内容です。
細かい部分にも目を配らなければいけませんが、なかなか習慣づけることは大変です。
また、体調が悪いときに作業させない、手指に傷があるときは手袋を着用してなるべく食材に触らない作業を担当させるなど、従業員一人ひとりの健康状況を把握した上で作業に従事させる必要があります。
ひとつひとつの衛生管理の作業は、すぐに実践できるものばかりで、すでに対策しているお店も多いでしょう。しかし、完璧に行うには多大なコストと労力がかかり現実的ではありません。
まずは、どの飲食店でも必要な日常の予防対策として必要な基本的な3つをご紹介します。
提供サービス | サービス内容 | 目的 | 対策に必要な書類 |
■対策1 (自動)感知式噴霧システム |
室温の把握⇒発報⇒空間除菌 | 食中毒予防 | 温度管理表 空間除菌実施表 |
■対策2 衛生チェック(内部) 衛生パトロール(外部) |
衛生状況のチェック 菌検査 |
問題の早期発見 | 実施報告書 菌検査結果・対策実施表 |
■対策3 昆虫サンプリング検査 |
昆虫の生息状況と衛生状態の関連する報告書の提出 | 衛生状態の悪化の警告 | 検査報告書 対策実施表 |
(日常の予防対策編)基本料金(対策1+対策2+対策3:月額5,000円
対策1 食中毒予防のための(自動)感知式噴霧システム
感知式噴霧システムとは…
飲食店がもっとも警戒しなければいけない衛生事故が食中毒です。
その食中毒を引き起こす原因となる食中毒菌やウィルスを、直接死滅させる効果を持つ薬剤を(自動で)噴霧する仕組みです。
この仕組みを導入することにより、食中毒の発生の確率を下げることができます。
システムの流れとしては、室内の温度管理を行い、必要な時に(自動で)スイッチを入れ、室内空間を食中毒菌やウィルスから守ります。
従業員が調理の時に並行して行う消毒作業や、業務終了後の掃除と併せて取り入れるとさらなる食中毒予防に効果を発揮します。
感知式噴霧システムの特徴
食中毒菌やウィルスが活性化する温度になった時に(自動で)次亜塩素酸水を噴霧する装置を設置する。
これにより従業員のいないときや夜間であっても殺菌消毒が可能であり、さらに人の手による管理業務が必要なくなる(管理する人件費の削減にもつながる)。
また、衛生管理を行う上で調理現場の温度の変化などを飲食店経営者に遠隔操作にて(自動で)知らせる。
感知式噴霧システムの効果
感知式噴霧システムは、次亜塩素酸水を空間に噴霧するので、次亜塩素酸水の持つ除菌効果が、食中毒菌やウィルスに対しての死滅に対して期待できる。
※次亜塩素酸水について
• 飲食店の現場において最も使用されている薬品が次亜塩素酸水である。石鹸や洗剤などでは死滅することのない菌やウイルスを死滅させる効果を持っている為、頻繁に噴霧し使用されている。
• ただし、毎日の消毒が必要な為大量に必要である。また、価格も¥600/ℓと毎日使用するにしては高価で頭を抱える飲食店も少なくない。
※次亜塩素酸水の製造について
• 生成装置の規格 2017年10月20日に「JI B 8701 次亜塩素酸水生成装置」が制定された
• 次亜塩素酸水の製造方法としては「水+塩」を電気分解するのみであり、比較的容易に製造することができる。
オリジナルの仕組み
現在では、感知式噴霧システムは一般的に存在する温度計、噴霧装置を使用して構成されているが、一番大事な気温を把握して、経営者に知らせる仕組みがオリジナルに構成されている。
必要な装置
1気温は測定し、そのデータをスマホやPCなどの外部機器に送信する装置
2薬剤を自動噴霧する装置
これら2つの装置の機能を接続する。ラズベリーパイなどを使用。
※次亜塩素酸水の無料配布→Shake Handsで製造された次亜塩素酸水は基本料金に含まれており何度でも無料で飲食店に郵送する。(運送費・容器代は別途)
⇒Shake Handsにて製造、発送を行う。これにより、飲食店では、次亜塩素酸水のコストに悩まされることなく1年を通じて食中毒菌やウィルスの除菌が可能になる。
設置方法
機械購入(別途必要)→動作テスト→現場検証→運営スタート
対策2 衛生チェックと衛生パトロール
衛生チェック
衛生管理の状況は現場に従事する人の意識によって大きく変わります。
毎日、あたりまえのように現場で作業をしていると、自社の衛生状況が清潔かそうでないかの判断基準が曖昧になりがちです。衛生チェックは、現場の危険度を認識できるメニューとして、毎日、衛生チェック表を現場で記入していただきます。また、定期的に菌検査(検査代金無料)を従業員様で行っていただき、食中毒のリスクを事前にお知らせします。送付していただいた内容を当社で精査し、問題があればすぐに経営者様に連絡をとり、大きな問題が起こる前に事態の早期解決を目指します。
衛生パトロール(オプションメニュー)
専門の監査員が現場に出向き、状況をさまざまな角度からチェックして、危険度を具体的にお知らせする報告書を提出いたします。
●1回の所要時間:約2時間
●行う頻度の目安:月1回
●コスト・8,000円/回 交通費は別途
当社専門員が施設を定期的にパトロールすることにより、他社との比較を含めて衛生状況を数値化し、衛生度の基準を把握していただけます。
衛生パトロールは、自社の要求される衛生レベルによって実行する頻度は変わります。
毎月行うことが理想ですが、結果をじっくりと振り返り自社で検証することも含めて、現場の空気感がマンネリに陥らないよう注意が必要です。
対策3 昆虫サンプリング
当社が提供する「昆虫サンプリング」業務は、通常の害虫駆除業者が行なっている「モニタリング」業務とは違い、どんな虫が捕獲されているか?という調査ではなく、まず当該施設の衛生状態を把握するための参考指数を調べるものです。
昆虫(特に飛ぶ虫、ハエ類など)は、環境の変化で生息数が敏感に増減します。
その性質を利用し、各施設の現場従事者が、適切な対応が常日頃からできるよう、施設の衛生状況をわかりやすく情報提供します。
※サンプリング結果報告書例